2013年2月27日水曜日

システムヘルメットを新調

バイクを乗る際に安全性確保としてかなり重要視されているヘルメット。

ジェット型のヘルメットでアライのMZを利用しています。

が、新しいヘルメットを新調することにしました。

理由は、安全性を考えるとジェット型では少し不安な事、もしかしたら暖かいかもしれない期待、二人乗りにも…などです。ちなみにきっかけは、先日の転倒事故です。

ヘルメットは強い衝撃を受けると、外見には問題なくても、中の衝撃緩衝材が凹んでしまって、いざという時に役に立たないそうです。
先日の転倒事故ではそこまで強く打っているわけではなかったので、恐らく大丈夫だと思っています。また顎は全く地面にぶつけずに済んでいます。が、やはり安全性を考えるとフルフェースがよいのではともずっと思っていました。
利便性を考えてとりあえずジェットかな、って感じの少し軽いノリでしたw

さて、フルフェースを時々物色していました。
が、汗かきなのと閉塞感でかなり躊躇していたのです。
なによりもジェットでもSilverWingのようなロングウィンドシェードだとそれほど風が気にならないし、寒さもネックウォーマーでそこそこ大丈夫だし・・・

システムヘルメットは、なんだかおっさんのイメージがあるようで、実際色々な評価をしているのはおっさんばっかり見かけます。いや、私は十分おっさんだから問題はないのだけれどw

とまあ色々悩みながら仕事の疲れを物欲で満たすか・・・ってこともあって(いやないけどw)、新調することにしました。
システムヘルメットがやはり便利そうだったのですが、一番の問題はARAIにはなくSHOEIにあったことでした。最初のヘルメットを買う時にはどうしてもSHOEIが合わなく感じていました。
お店で何度か被らせて頂いてはみたものの、1分も被っていればよい程度ですので、なかなか違いがわかりません。勿論被った瞬間の感じは分かるのですが。

さて、SHOEIには約1年くらい前に出た、ネオテックというシステムヘルメットがあります。

SHOEI NEOTEC(ネオテック)のメーカーサイトはこちら

バイザー付きだし、結構よさそうな感じです。それ以前のものと比べても進化しているように見えました。そして決定的だったのが、赤色があったことです・・・えっそこ!?って感じもしますが、結構大きな要因の一つであったことは間違いありません。
現在のARAIのジェットは白色です(パール?)。
グラフィックモデルの方が格好良いのですが、歳の割には派手な事、ビクスクに合うのかちょっとわからないこと、そして何よりも値段が高いことで、単色モデルを選んでいました。
SHOEIのネオテックにもグラフィックモデルはあるのですが、個人的にはあまり好みではなく、やはり値段が高いのです。それに比べて赤色があるというのはこれは嬉しく思えたわけですw

サイズですが、ARAIのはXLでした。
SHOEIのはLでもいけそうな感じはしましたが、おでこが当たる感じで、躊躇して、結局はXLにしました。ちょっとだけ大きめです。ARAIに比べて中がふんわりとしている気がします。やはりARAIの方が頭全体でピタッとした感じです。でもSHOEIでもとりあえずは大丈夫な感じでした。


ってことで、SHOEIのネオテック買いました。PINLOCK® fog-free sheetが左の黒っぽいケースにはいっているやつです。一番左の白い物はいわゆるクロスです。
ちなみにヘルメットの撮影は難しいですねw色々映り込んでしまうのでww

シールドをあげたところ(バイザーを出しています)






付属品

付属品に先のPINLOCK® fog-free sheetと、撥水剤とシリコンオイルが付いていました。あれれARAIのってついてましたっけ?撥水剤はまあよいとしてもシリコンオイルは嬉しいです。
ちなみに右上の方の黒い横長のなんだかでっかい髭みたいなものは、ブレスガードと呼ばれるもので、口と鼻の間を少し塞ぎ、息が眼鏡やシールドの所にすぐにはかからないようにしようとするものです。もう少し長くてもよいかもしれないと感じました。気休め以上だとはおもいますが、息は上にあがってきてしまいますのでw

PINLOCK® fog-free sheetなかなk良いです。人間加湿器な私、つまり汗かきなのですが、今の冷え込む夜中だと、それでも曇ってしまいます。曇るのはまず眼鏡からです。シールドはなかなか曇りません。曇りそうになったらパカッと開ければ大丈夫ですし、かなり良いです。

さて、大きさをARAIのMZと並べて比べてみました。ちょっと暗くてわかりずらいですがw

上前から
横向き上から
下から

  ARAIのジェットヘルMZと大きさを比べてみました。はやりちょっと大きいですね。



「SHOEI・ネオテックとインカムの相性の良さは抜群です!」From Nomというブログに、ネオテックにインカム(InterphoneではなくB+COM EVOですが)を取り付ける様子が書かれています。
が、が、が、、、私自身は不器用な方ではないとおもっていたのですが間違いだったようです。小一時間どころか2時間以上も取り付けにかかってしまいましたw

Interphone F4の本体への装着は、フックタイプではなく、両面テープ式のものにしました。何かあれば取り外しができるし、しっかりネジで留められるので、フックタイプのものにしたかったのですが、帽体とパッドの間が狭く、残念ながらInterphoneF4のものでは取り付けられませんでした。
おかげで安全マークシールの上辺りにシールでベタッと直付けです。

スピーカーは、内装のイヤーパッドが取り外せ、ここにスピーカーを置けと言わんばかりの浅めの穴が開いていますので、ここに設置します。但し、InterphoneF4のスピーカーから出ているケーブルがそこそこ邪魔をしてピッタリというかちょっとはみ出し気味で設置できました。
ここでも問題がありました。スピーカーはベルクロ、いわゆるべりべりで貼り付けるようにできていて、台座となるベルクロのシールを貼るのですが、、、

プラスチック部分がツルツルで、粘着シールが、貼りつかないのです・・・
これは次の所でも困りました。

マイクは、ユニバーサルタイプではなく、フルフェース用にしました。基本的にフルフェースですのでw
が、、、フェイスカバーを下してフルフェースの形にした時、口の丁度前の部分にマイクを取り付けたかったのですが・・・上記と同様に、粘着シールが貼りつきません。今度は全く貼りつきませんww
ということで、チークパッドに挟み込むことにしました。粘着剤がむき出しになってしまいちょっとみっともないですw

ネオテックの方の問題というか事情もありますが、InterphoneF4の方にも問題があり、ケーブルの長さが微妙です。一般的には問題ないのでしょうが、少し綺麗にケーブルを取り回ししようとすると、ある部分は短かったり、ある部分は長かったりなのです。。。

いやまあそんなこんなで少々手こずりながら、装着完了ですw

ちなみに、念のためですがInterphoneF4の粘着シールはかなり強力です!
ただ、テフロン加工のフライパンの上を目玉焼きがくるくる動くように、シールが全く貼りつかないだけなのですw

またイヤーパッドを外す前は、耳に心地よいプレッシャーがありましたが、取り外してヘルメット被ると、ちょっとぽっかりした感じがします。
そしてちょっと寒いですwたいしたことはないのですが、凍るように寒く風が強いと耳がちょっと冷たくなるくらいです。スポンジパッドがなくなって空間が空くので仕方がないのかもしれませんね。


まず内装はこんな感じです。

イヤーパッドを外したところです。ぽっかりと穴があき、耳折れしないですむのはとてもよいのですが、ちょっと寒いですw


イヤーカップみたいなところにぎりぎりスポットスピーカーが入ります。


こんな感じでマイクを取り付けました。


Interphoneは残念ながら直貼りにしました。

Interphoneの本体をはずすとこんな感じです。


そういえばシステムヘルメットについて色々ググっていると、メガネをかけたままヘルメットを被れるのが大きな利点という記述があちこちにあります。。。が、メガネがいけないんでしょうか、無理ですwちなみに購入前の試着で事前に分かった上で購入しているので問題はありませんが。


少し走ってみたところで気が付いたことでを。
ほぼ初心者ですし、ヘルメットは二つ目なのですし、フルフェイスはほぼ初めてなので、どちらかというと愚痴に近い、悪い所が目立ってしまいますがご容赦を。

ベンチレーション
これはなかなか良いです。このヘルメットは、口元、前頭部、後頭部の3か所にベンチレーションシステムがあります。
前頭部はかなり良いです。風がすーーっと入り込んで頭を冷やしてくれます(今は冬なので寒いですがw)残念な所は、開けると風切り音が出てしまうことでしょうか。
後頭部は、、、よくわかりませんwたぶんきいていそうです。
口元は、、、ちょっと残念ですwww

後頭部は残念ながら違いがよくわかりません。ちなみにスライドスイッチ的なもので操作するのですが、どっち方向が開けるのか閉じるのか、非常に分かり難く、またすぐに効果がわからないので困っています。前頭部の大きなスライドは、後ろ側にスライドすると開くのですが、後頭部の小さなスライドはなんと逆ですw

口元は、風が通ってくることがなかなかわかりません。
多分少しは効いていると分かるのは、メガネが少しだけ曇りにくいようです。
少し体が温かくなっている時の冬だと、停車時にはメガネがあっという間に曇ります。これは口元のベンチレーションを開けても止まっているので同じです。ゆるゆると走っている時に、開けているのと閉じているのでは曇り方に差が出ます。
ブレスガード付けましたが、息が直接眼鏡に行かないという意味ではこれもそこそこ効いているとおもいますが、口からの息は抜け出るところがないので、やっぱり曇りますw

PINLOCK fog-free systemですが、付けている時と付けていない時を比べていないので効果が分かり難いのですが、恐らくかなりよいように思います。
少なくともこれにより見難いという事は殆どありません。
なお、取り付ける時にシールドをかなり平らにするのがちょっと怖かったです。
また、メンテナンスとして、「長期間装着したままにすると、シリコン製シールがシールド面に張り付くことがあります」ので定期的に取り外してメンテナンスしてね、と説明書に書いてあります。ちょっと怖いです、というか面倒ですねw
また、クリーニングは、取り外して薄めた中性洗剤で洗う必要があるようです。アルコール類などは絶対に仕様しないで!とあります。ということは、普通の曇り止めは使えません。勿論その必要性はないということのようですが。
柔軟だそうで、取り扱いには気を付けろということのようです。また効果が薄くなったら新しいのに取り換えてね、とあります。どのくらいもつのでしょうか、気になります。


愚痴ばっかりでも仕方がないので、良い所を。
やはり暖かいです。
サンバイザーはとっても嬉しく、便利です。
内装特に頬周りの肌に直接触れる部分の肌触りはさらっとしていて気持ちいいです。
チンストラップの締結は、はめ込み式でグローブをしていてもなんとか対応できます。
被っていて思ったよりも重くはありません。たぶんバランスが悪くないのだと思います。
安全性能はわかりませんが、なんとなく安心しています。

総合的にはとても満足しています。まだ暑いシーズンで利用していないので夏の暑さにどの程度耐えられるかはわかりませんが、ジェットでも暑いのですから暑いのは覚悟していますw


ちなみに初めてフルフェースを長時間被っているわけですが、ガムが噛めなくて困っています。
ちょっと話が逸れますが、バイクに乗っていると喉が渇くように思っています。元々水分補給が多いのかもしれませんがwそこで、シルバーウィングだと前の左右にグローブボックスがあり、左側にはいつも500mlのペットボトルに近い水筒を入れておき、長い信号待ちなどで飲んでいます。
冬は、暖かな飲み物にするわけですが、これだと飲んだ後メット内が曇りやすくなってしまいます。そこで、ガムを噛んで喉を潤すことがあるのですが・・・
ガム噛めないですよね、フルフェースってw
つまり口を動かすと、ほっぺたを噛んでしまうのです。ARAIのMZ(ジェット)でも頬が若干カバーされていて気を付けないと噛んでしまっていたのですが、フルフェースというかこのSHOEIのネオテックだと間違いなくほっぺたを噛んでしまいます。
ということで、ガムは噛むものではなく舐めるものとしている今日この頃です。


PS.若干書きなぐりに近いのですが、公開を忘れてしまいそうですので、とりあえず投稿しちゃいますねw

PS(2)。ARAIのMZの内装、洗おうとおもって忘れています。時々除菌スプレーはかけていましたが、洗ったことはありません。一説によると真っ黒な水が出てくるらしいので、楽しみに、忘れないうちに早く洗ってみたいと思います。
→追記: 洗ってみました。最初にすすいだ時は大した汚れは出てきませんでしたが、洗剤(柔軟剤入りの衣服用液体洗剤)を少しだけ入れて洗ったら・・・汚れが浮き出て、そこそこ黒い水にw
ついでにメット本体をクリーナーで磨き、バイザーを水洗いし、内側に除菌スプレーをシュッシュと。
これで完璧1?

※追記:
人間加湿器な私としてはどうしても曇ってしまいがちです。
ということで、防曇について、新たな記事を書いてみました。→「SHOEIネオテックの防曇性能、他雑感
また、その続きもあります。→「防曇・・・顎パッドをとりましたw そしてヘルメット乾燥と夏準備

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