2012年11月2日金曜日

バイク用スマホアプリHonda Moto LINC

ホンダからHonda Moto LINCというスマホ向けのアプリが出ています。
知ってはいたのですが、大して役に立ちそうもないと思って使わないでいたのですが、好奇心旺盛なお年頃なのでwここ一か月位使ってみています。
ナビというか地図にも連携していて、雨雲情報が見れたり、カッパアラームなどのユニークな機能もあります。
また、2012/10/31からHondaツーリングマップルが提供開始され、これとも連携できるようになっています。

この3つのアプリについて紹介しようと思います。
なお、いずれも無料です(オプションもありますがw)。
但し、登録が必要で、Hondaの2輪車を所有している必要があります。
#Moto LINCはバイク専用で4輪車は別のアプリです。
iPhoneとAndroidの両方用のアプリがあります。
但し、iOS6には対応していませんし、iPadにも正式に対応していません(iPhoneの解像度では動かせます)。

Honda Moto LINC
http://www.honda.co.jp/MotoLINC/

インターナビ ポケット
http://www.honda.co.jp/internavi/pocket/

Hondaツーリングマップル(2012/10/31より提供開始)
http://www.honda.co.jp/MotoLINC/touringmapple/

概要については、
http://www.honda.co.jp/MotoLINC/
http://www.honda.co.jp/MotoLINC/service/
で紹介されています。但しツーリングマップルの説明はこのページにはまだありません。
どのようなものか、どんな便利機能があるのかがコンパクトに紹介されています。

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まずは、Honda Moto LINCについてです。

http://www.honda.co.jp/MotoLINC/


Honda Moto LINCのホーム画面左
Honda Moto LINCのホーム画面右

立ち上げると左の写真のような画面になります。

真ん中の四角い灰色のアイコン群は、右にフリックすると次のアイコンが現れ、右の画面になります。

ここで個人的に比較的によく使うのは、
・燃費履歴
・降雨降雪マップ(インターナビポケットで説明します)
・メンテナンス記録
です。


上段の写真は自分で設定することができます。
写真の下には、給油を記録していれば、最後に入力した走行距離も表示されます。

下段の丸い三つのアイコンは、
・インターナビ・ルート:→インターナビ ポケットアプリへ移動
・給油記録:→給油を記録し中段の燃費履歴に反映
・メッセージセンター:→いわゆるお知らせ情報

細かな使い方は、右上の歯車マーク「設定」から、「このアプリについて」→「マニュアル」を辿って行ってマニュアルを参照することができます。


一番良く使うのは給油記録です(個人的にですが)。
給油記録画面
給油記録の新規作成
ガソリンを入れたら、下段の「給油記録」で入力をします。まずこのアイコンをタップすると、右のような画面になります。

ここで更に「新規」を押すと右のような画面になり、ここで記録を作成します。

いつ、どこで、何リットルを、いくらで入れたかを記録します。

スタンド情報が必要かどうかは疑問な気もしますが、ツーリング先で入れた等が後で確認できます。
但し、どのGSかは自分で登録しなければいけないので、いつもの所以外は面倒な気がします。
ちなみにこのスタンド情報、給油額は、入力しなくても問題はありません。

「前回給油記録忘れ」というのは、燃費を計算させないためにあります。

スタンドで給油直後にそのまま入力するのは、個人的には厳しく思います。私は、レシートにペンで走行距離をメモして、後で入力しています。アプリを立ち上げ、2回タップして入力画面に行き、オドメーターの数値を入力するのはちょっと面倒です。数値入力は電卓式の方がよいようにおもいますが、ダイヤル式です(慣れの問題かもしれませんが)。

【※追記】
ちなみにオドメーターの総距離(数値)入力のダイヤル式は慣れるとまあまあです。前回の距離が示されているので、そこから回せばよいように出来ています。電卓式だと全てを入力する必要があるわけです。またダイヤル式も微妙に回してきっちりとあわせなくても、見えている数字ならばタップすれば入力できるようになっています。もう少し見えてる数字が沢山だと嬉しいのですがw

給油燃費グラフ画面

遡って個々の記録を閲覧することや、修正することも可能です。

実は購入当時からGSでのレシートは全てとってあり、後でExcelで処理させようと思っていたのですが、溜まってしまって面倒になったので、このアプリを使ってみています。約1年分をこのアプリで入力するのはさすがに辛いので1か月程度遡って入力しました。
#一部のレシートを失くしてしまってはいます。また何度かオドメーターの記録を取るのを忘れています。

この記録をしておくと、中段の「燃費履歴」で燃費のグラフをみることができます。
ツーリングや、メンテナンス(エンジンオイル交換やタイヤ交換)前後での変化を見るにはよいのではと思います。

ちなみに、バイクに装備されている燃費計も記録していますが、1Km/L程度のずれがあるようです。よって、メーターでの燃費は細かな部分には気にしない方がよいようですね。


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次に、中段の「メンテナンス記録」についてです。


「メンテナンス記録」では、「消耗品交換時期の目安」と「消耗品交換記録」の機能があります。

下の「交換記録」では、いつ何を交換したのかなどを記録しておくことができます。
正確には「交換日」「走行距離」「消耗品名」「金額」「場所」を記録しておきます。

実はこの記録は、単に記録としてだけでなく、次の交換時期の目安が分かるようになります。


「交換時期の目安」の「新規」画面
「消耗品追加」
それが「消耗品交換時期の目安」です。
ちなみに先の「交換記録」ですが、先にこちらの「交換時期の目安」にて「新規」で登録しておくようになっています。マニュアルなどをみないと、これがちょっと分かり難いのですが。
右の図が、「交換時期の目安」の「新規」画面「消耗品追加」です。分かり難いですよねw

つまり、「交換時期の目安」において「消耗品追加」をしておき、追加された消耗品について「交換記録」で新規記録していくと考えれば良いわけです。

消耗品名称は、あらかじめ20個近くが用意(左の図)されており、無ければ「その他」で入力できるようになっています。但し単に名称の入力の手間を省けるだけで、その他で入力しても大した変りはありませんw

右の写真のように、「交換サイクル」の「距離」か「期間」が入力できるようになっています。

例えば、5千キロ、もしくは6か月などと入力できるわけです。
また、前回の交換日やその時の走行距離も入力しておくことができます。

さて、「交換時期の目安」ですが、ここの入力以外にも大事な所があります。
それは、中段2の「愛車メモ」です。


「愛車メモ」では、車種名(私は当然シルバーウィングGT400)やナンバーなどの車体プロフィールだけでなく、「年間走行距離」が入力できます。この「年間走行距離」が重要です。

この想定「年間走行距離」を入力しておくことによって、次の交換時期がより正確に出てくることになります。例えば上記の例で「5千キロ、もしくは6か月」で入力してあった場合、後、何日くらいで以前の交換から5千キロに達してしまいそうかを計算して、それが6か月より前であれば、それを表示してくれます。

ちなみに困ったことに「交換サイクル(期間)」は半年単位です。3カ月とか4か月かを設定できないのです。私は恐らく3,4か月でエンジンオイルを交換すべきのようですが、これが設定できません。勿論距離で入力しておけるので、それで問題はないのですが。

また、距離と期間はどちらかを入力しておけば大丈夫で、両方入力する必要はありません。


このような入力をしておくと「交換時期の目安」は左のように、交換すべき目安の日付を表示してくれるようになります。

私のような素人、ずぼら、忘れっぽい人間にはそこそこ便利ですw


ちなみに、「愛車メモ」では、上記で説明したプロフィール以外にも、「スケジュール」を設定することができます(右上のボタンで飛ぶので見落としやすいですw)。

ここでは、法定点検や車検、免許、保険などの更新日を設定しておくことができます。

これらの時期が近付くと、右図のようなメッセージが表示されます。


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中段2に「アシスト」アイコンがあるので、これも説明しておきます。
個人情報に近いので、スクショはありませんw

ここで入力できるのは、任意保険、ロードサービス(3件まで)、及び販売店です。
電話番号を登録しておくと、一発で電話ができるようになります。

個人的にはこれは便利だと思っています。
ロードサービスのメモなどをバイク内以外で持ち歩くのは面倒です。普通バイクの中とか家とかに置いておきますよね(普通は違うのかもしれませんが、私はそうしてしまっていますw)。
もし盗難にあった場合、盗難保険会社に電話をしたくても分からないと困るので、ここに登録しておきました。

もう少し多く登録できたり、メモができるともっとよいのですが・・・


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さて、次は、

インターナビ ポケット
http://www.honda.co.jp/internavi/pocket/
です。
#なかなか、Hondaツーリングマップルまで辿りつかないですねw

Honda Moto LINCからは、

下段の丸いアイコンの一つ、
「インターナビ・ルート」から起動することができます。


もしくは、中段「降雨降雪マップ」からも飛ぶことができます。
よって、「降雨降雪マップ」は「インターナビポケット」から見ることができます。

先に「降雨降雪マップ」について説明しておきます。
ちなみに、同様の機能は、全く別のアプリ「Y!ロコ地図」にも装備されています。
機能設定画面
この機能は、現在表示している地図上で、雨がどの程度降っているかどうかを確認できるものです。また3時間後までの予想もみることができます。
雨でも通勤に使っていますので、個人的には有益ですw

今は雨が降っていないので、スクショを撮ることができませんでしたが、見ればすぐに分かる表示です。

これと若干関係して、インターナビでは、カッパアラームの設定ができるようになっています。

残念ながらきちんと使っていないので、詳細はわかりませんが、ルートを設定していて、行き先で雨が降りそうならば、降られる前にアラームが鳴るというものだそうです。

インターナビポケットのメイン画面
さて、「インターナビ ポケット」ですが、
立ち上げると左のような画面の、地図が出てきます。

左のスクショの真ん中辺に、赤い小さな●が点々としているのが分かるとおもいますが、これは、渋滞を示しているそうです。

左図程度の縮尺だと、渋滞の赤●だけが表示されていますが、もう少し詳細を表示すると、空いていることを意味する青●が表示されます(結構邪魔ですw)。
また、これ以上縮尺を小さくして広い地域を表示すると、残念ながら渋滞情報は見えなくなってしまいます。

ちなみにどこからこの情報を取ってきているのかわかりません。つぶやきなどもあるので、ユーザが入力したりしているのかもしれません(いや、さすがにそれはないはずですがw)。
右上図の「機能設定画面」に「インターナビつぶやき情報」というのをONにしておくと、所々で「いつもより空いています」などの情報が表示されます。

精度もわかりません。走っている時はあまり見ないのでw

少なくともVICSではありません。
「機能設定画面」でVICSがONにできるようになっていますが、これを利用するには、オプション契約をしなければだめです。
【※追記】ちなみにVICSよりも渋滞情報は細かいそうです。
全国のHondaインターナビ装着車から集めた、普通のカーナビでは把握できないような大小さまざまな道の渋滞情報」だそうです。バイクの場合は情報提供にはお役に立てていませんが、よい利用法だと個人的には思います。


個人的には、渋滞情報は、「渋滞ナビ」アプリなどを使って、(財)日本道路交通情報センター (JARTIC)の情報を参照することが多いです。

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次にルート検索です。
地図上をタップするなどすると、左のようなウィンドウがポップアップされます。ここでスタートやゴールなどを指定して、「目的地までルート計算」を選ぶと、右図のようなルートが検索されます。




また右図の下、右から2番目のリストっぽいアイコンをタップすると、行程情報をみることができます。
出発時間を逆算してもらうことなどもできます(たしかw)。




 左を下にスクロールさせると右の細かな指示が出てきます。













ルートの検索後に、メイン画面左上のメニュー「ドライブプランニング」から左のような変更ができます。
ルートタイプは、比較的面白くて、右図のような6種類から選ぶことができます。






 更に、ルート表示の地図に、降雨・降雪マップを表示させることもできます。


【※追記】
このインターナビ ポケットをナビとして使うこともできます。
但し、4輪用のナビで、かつ有料です。
年間4千円(VICSは更に+700円)だそうです。
個人的には既にGathers M(GARMIN zumo660)を所有していますので、残念ながら使う機会はないと思われますw




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さて、いよいよ
Hondaツーリングマップル(2012/10/31より提供開始)
http://www.honda.co.jp/MotoLINC/touringmapple/
です。

が、疲れたので、あまり書くのは止めようとおもいますw
いや、うそです。ごめんなさい。でもあまり書くことがありませんw

個人的に紙のツーリングマップルを使ったことがないし、もう10年近く紙の地図をまじまじとみていないので、あまり有益さがわかりませんでした。

基本的には紙の地図が、単に電子書籍になっているというものです。
なお、モトリンクからは「ドライブ情報」で飛ぶことができますが、インターナビから、ツーリングマップルに飛ぶことはできません。

ツーリングマップルは電子書籍で、ビューワーは「まっぷるマガジン」:です。
地図の電子書籍を見るというか使うのは初めてで、使い方もよくわかりませんでしたし、便利さも今一つピンときませんでした。勿論不便というわけでは決してありませんが。でも不便な面があるのも事実です。

このツーリングマップルでは、いくつかのツーリングコースが紹介されています。細かく解説されているというものではなく、どこからどこを通ってどこへ行くといった程度です。
この紹介の所で、スタート地点やゴール地点をインターナビへ送ることができます。
残念ながらツーリングコースのルートそのものを送ることはできません。個人的にはこれができないのが最大の欠点ではと思っています。

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ちなみに、Moto LINCの「ドライブ情報」から、まっぷるマガジンなど様々な連携アプリに飛ぶことができます。例えばまっぷるマガジン意外にはことりっぷ、TeePee Guideなどなどです。これらのアプリは沢山用意されています。現在紅葉の季節ですので、「感動風景!日本の紅葉ロード」などもあります。但し、めんどくさいことに個々のアプリは個別です。更に多くが有料です。例えば紅葉のだと、「埼大通り」「八ヶ岳」「蔵王」などの5ルートについては無料ですが、その他のコースは有料です。情報が有料であることは十分に理解できていますが、無料のページを見る限りではあまり期待ができず購入する気になれません。
価格は、紅葉のだと、個々のルート別だと85円、約30ルート全部だと115円です。非常にお得な全パッケージ価格で、一冊のマガジンを買うと思えば安いのでしょうが・・・なぜか躊躇してしまいますw


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【※追記】iPhone5(iOS6)の対応状況
ちなみに「Honda Moto LINCアプリ」は2012/11/21にv1.1.1になって、iOS6に対応したそうです。
一方「internavi Pocketアプリ」は、2012/11/19にv2.2.1になっていますが、iOS6にはまだ未対応のようです。試してみてないのではっきりとはわかりませんが、バージョンアップ時の情報を見る限りではこのようです。ちなみに、本家WEBページでは両アプリともまだiOS6には対応できていないと書いてあります。
どちらにしてもiPhone5では本体の機能変更により、ナビとして便利に使えなくなってしまっているようです(4輪の場合で2輪では無関係ですが)。
*ついでですが、Android版も両アプリとも出ています。
但し、原則として携帯での利用を考えているようで、タブレットだと残念ですが、

「internavi Pocketアプリ」のみ対応していますが、「Honda Moto LINCアプリ」は駄目です。
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長くてだらだらした説明になってしまいましたね。すみません。
まあ自分用メモですからw(にしては長いww)


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